« Book:コラプティオ #真山仁 | トップページ | comic:夢の雫、黄金の鳥籠(1)〜(10) »
「株式会社アラン・プロダクツ、United Ad Technologies Asia Sdn.Bhdについては清算を予定しています。」
これは株式会社ユナイテッドというところのお知らせにある一節である。
アラン・プロダクツといえば、このブログでも取り上げてきた退職代行、その後、の会社だ。ついに清算するのか。
総括すると、非弁行為は、たとえ仲介するADRを装ったとしても、実質的には紛争の一方当事者の代理人として関与するわけで、これを合意調達のための中立的な機関に本当に衣替えすれば退職代行の機能が全く失われて当初の存在意義がなくなる。
要するに、紛争の一方当事者の代理人とその中立的な仲介機関とは、相容れない役割であって互換性がなく、わかりやすい利益相反事例となるだけである。
法務省のかいけつサポートは、こういう非弁的業務をADRの衣に包んで、あたかも法務省のお墨付きを与えてしまうような機能を持ってしまうということに、もっと反省をすべきではなかろうか?
2020/02/08 法律・裁判 | 固定リンク Tweet
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
この情報を登録する
コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。
内容:
コメント