「破産者マップ再び」について
表記のエントリは事情により一時留保しております。
今年読んだ19冊目は、ワイン法 (講談社選書メチエ)
明治大学の蛯原先生といえば、日本のワイン法の第一人者と思われるが、その蛯原先生が一般向けに出されたのがこの『ワイン法 (講談社選書メチエ)』である。
面白くて一晩で読んでしまった。
ワインの歴史とともに、それには疫病とか寄生虫とかとの闘いも含まれるが、税金との闘いもあり、そして今日まで続く品質や産地の表示の問題を軸としたフランス法とEU法の歴史が、このワイン法に現れている。
久しぶりにブロゴスを見たら、こんな記事が出ていた。
動け国会!選択的夫婦別姓を求め市民が政治家に直接アプローチする「全国陳情アクション」
表題からはちょっとよくわからないが、冒頭に紹介されているのは、行政書士の高木さんと美容師の阿波連さんとが法律婚をして夫の姓に変えたところ、行政書士の妻にもっぱら負担がいって、見かねて3年後にペーパー離婚して事実婚カップルになったというのである。
北川祥一という弁護士の方のデジタル遺産の法律実務Q&Aという本を買った。これに触発されて、デジタル遺産ということについて考えてみる。
まず、デジタル遺産とは何か
故人の有していたデジタル情報一般と言ってもいい。
これには故人のパソコンやハードディスク、スマホなどに記録されているデータもある。他に、ストレージサービスとかクラウドコンピューティングサービスに記録されていて、ネット経由でアクセスすることが予定されているもの、さらにはSNSなどに書かれたりアップされたりしている情報もある。
今年読んだ9冊目〜18冊目は、夢の雫、黄金の鳥籠
奴隷にされた女性がスルタンのハレムに献上されたところから話は始まるが、献上した小姓頭とスルタンとの三角関係がメインテーマで、これにオスマン・トルコから見た歴史が縦軸となって物語が進む。