Book:カタルーニャの歴史
今年読んだ5冊目は物語 カタルーニャの歴史 増補版-知られざる地中海帝国の興亡 (中公新書)
スペインはかくれ・にわかファンなのだが、パルセロナ近辺のカタルーニャ地方についてはパスク地方と混同していることもあり、最近の独立機運も今ひとつ理解が及んでいなかった。この本は、そうした無知蒙昧を晴らしてくれた。
大体、ハプスブルク家がオーストリア=ハンガリーとスペインとの王様だったとか、ボルジアはスペイン貴族だとか、レコンキスタとか、スペイン連合艦隊とイギリスの対決とか、コロンブスを送り出したときのスペイン王家は夫婦がそれぞれ王様だったとか、断片的に知っていることは数多いのだが、スペイン、それもカタルーニャを中心とする歴史というのは実はあまり良く知らなかった。
上記の断片がきちっとはまる快感は、本書の醍醐味と言ってもいいかもしれない。
そして、最近の独立運動に対するスペインの弾圧ぶりは、スコットランドびいきの私からすれば全く中央政府の横暴に見えたので、著者が心配していたようなカタルーニャびいきに思われるという心配は全く杞憂というものである。
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