Book:警察庁から来た男
警察庁と警視庁とを混同したりするレベルは、このシリーズにはもちろん無縁だ。
前作「笑う警官」の完全な続編で、まさにそのことを題材として警察庁からやってくるのだ。
しかしこういう風に展開していくのなら、やはり前作の題名は「うたう警官」で良かったのではないか。誰も笑っていなかったし、今も笑っていないではないかと思わざるを得ない。マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールーへのオマージュだとしてもだ。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- Book:成瀬シリーズ1&2(2025.11.13)
- Book:金環日食(2025.10.03)
- Book:カフネ(2025.09.26)
- Book:檜垣澤家の炎上(2025.06.30)
- Book:処刑国会(2025.06.29)


コメント