Book:真夏の雷管
ということも、この本の解説を読むまで気が付かなかったので、作風は全く違う感じになっている。
そして、これまた解説によると、笑う警官 (ハルキ文庫)以来の北海道警察シリーズなのだ。
大体、笑う警官という表題からして誰の影響かが一目瞭然なのだが、少なくともこちらの本はマイ・シューヴァルとペール・ヴァールーのマルチンベックシリーズのアンニュイな感じとは異なる。そして札幌市西区に長年住んだ私としては、もう街の風景が嫌になるほど「思い浮かばさる」地名・通り名・場所のオンパレードなのだ。
ということで、札幌に郷愁を抱く方々には絶対オススメ。私もこれから本屋に行って、同じシリーズを買って帰るつもり。

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