Book:審判
女児殺しの廉で有罪となり、服役・出所した男が、獄中から再審請求を試みたものの棄却され、出所後に特別抗告も却下された後、担当刑事や被害者の母親などに接触していく。何を企んでいるかといえば、独自に真相を突き止めようとしているわけだが、その行動は謎に包まれている。
その上、担当刑事、被害者の父、母、その他の関係者からの視点が交互に現れるので、相互の関係が見えにくくなっているし、前半でひとまず真相が明らかになったと思ったら、半分しか真相は明らかになっていなかったのだ。
ということで、面白かった。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- Book:消えた依頼人(2021.04.07)
- Book:オンラインでもアイスブレイク!(2021.03.31)
- comic:よつばと(15)(2021.03.30)
- Book:#北村紗衣 #お砂糖とスパイスと爆発的な何か(2021.03.29)
- comic:乙嫁物語(13)(2021.03.23)
コメント