book:ミレニアム3(上・下)
今年読んだ27冊目と28冊目は、ついに三部作の最後まで来てしまったミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
もう、面白さと解説にかかれていたとおり、あらゆるジャンルのスリルとサスペンスに満ち満ちた第一級エンターテインメントに引き込まれ、ついに下巻は徹夜して読んでしまった。
おかげてその翌日は仕事にならない。論文書いていて、空が白む頃に寝たことは最近もあるが、いわば遊びで徹夜というのはいつ以来だろうか?
スウェーデン司法は、律儀にも参審制であることがこの小説からも明らかになる。それから、マイ・シューヴァルとペール・ヴァールーの『マルチンベックシリーズ』で、マルチンベックの同僚刑事が、公安の役立たず共が危険な社会主義者でございとご注進に及んだのがなんと首相だったという悪態をついていたのを覚えているが、それに似た話が出てくるのも楽しい。
リスベット・サランデルの運命やいかに?
ということで10年も前に出た小説なので、読んだ人はたくさんいると思うけど、まだの方は是非本屋で手にとることをオススメする。
ちなみに私は品川の駅ナカ書店まで行って4と5の上下4冊を大人買い(?)してきた。まだまだ続くリスベット・サランデルとミカエル。
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