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2019/03/01

#LAC 情報リテラシー啓発のための羅針盤

ラック、世代・立場別に役立つ指南書「情報リテラシー啓発のための羅針盤(コンパス)」を公開

LACが本日リリースしたものだが、基本的なコンセプトは、情報リテラシー啓発活動をする人たちが、その啓発活動の対象ごとに、どのような点をどのような角度から説明するのが良いかを示したものだ。

つまり、啓発のための教材とかではなく、啓発をする人が講演や研修をする上で内容を選別する際の3項にしてもらおうという、メタレベルのものだ。

法律問題についても当然踏み込んでいて、その部分を中心に監修をすることになったが、分量的にもあまり大部のものにするわけには行かず、関係する法律を並べ立てたらキリがない上に、啓発活動をする人が法律の条文とかの情報を与えられて、それをきちんと啓発活動の内容に組み込めるのかを考えたら、ちょっと二の足を踏むところがあった。
また、一般的に気をつけるべきところと、しかし萎縮しないでのびのびと情報受発信を楽しむべきところと、とりわけ安全側に倒しきった法律的なリスクとは、それぞれズレているところがある。要するにトラブルを恐れていては何もできなくなっちゃうということと、それでも危ないことは危ないと伝えなければならない部分と、そしてそれを啓発活動の講師の選択に委ねるというところと、そうした制約を強く感じる作業であった。

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ともあれ、子どもたちが大きくなって情報社会に参入し始めることは永遠に繰り返されるし、そういう年頃の子供達はだいたい失うものがあるとは認識できないので無軌道・無鉄砲だし、さらに技術進歩や変化も不断に進むので、アップデートされた啓発の必要性は永久になくならない。それをサポートするための一つのやり方が、この「情報リテラシー啓発のための羅針盤(コンパス)」というわけだ。

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