Book:永遠に残るは(下)
ついにクリフトン・バリントンの年代記が終わってしまった。
大法官のスピーチで色々と思い出され、涙なくしては読めないというのが最後である。
それにしても淡々と描かれているが、終末期医療のあり方について重大な問題提起であり、医の倫理的にも議論の素材となりうる話であった。
そんなところに目が言ってしまうのは法律家の悪い癖なのかも知れないが、人それぞれ小説の楽しみ方があるということで。
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