book:倭国
今年読んだ19冊目は倭国―東アジア世界の中で (中公新書 (482))。
長い間、積読だったものが引っ越しにより発掘された一冊である。
日本の古代史よりも、中国と朝鮮の古代史が詳細であり、その点に勉強になった。
聖徳太子はほとんど出てこなかったし、応神天皇は人間ではないので、河内王朝や播磨王朝に続いて継体天皇から始まる越前王朝など、天皇家の系統の交代が半ば明示的に書かれている。
この本の参考文献にも挙げられている女性天皇 (集英社新書)も、発掘してある。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- Book:幽霊認証局(2025.05.08)
- Book:リーガルーキーズ(2025.05.09)
- Book:殺人者(2025.05.07)
- Book:天使の審判(2025.05.06)
- Book:刑事弁護人(上・下)(2025.05.05)
コメント