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2018/05/03

憲法記念日に思う、札幌市のLGBT施策

札幌市の同性パートナーシップ制度、発表当時からスッタモンダしていたが、まずは制度としてうまくいっているようで、その制度を支える担当者の苦労と努力の一端が垣間見える記事を読んだ。

憲法14条1項は以下のように定める。

すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

この規定は本来的には自由権に属するものと習った記憶があるが、実際には、それを超えて社会権的な位置づけというのか、国や自治体に対して差別解消のための積極的な行動を起こすよう求める積極的な権利も含まれていると考えないと、現代社会においてその意義が十分尽くされるとは言い難い。
そのような観点から上記の札幌市の施策を見ると、行政としての差別的取扱いの解消にもまだまだ不十分なものがあるが、それと並行して、市民の側の差別偏見に対して毅然と立ち向かう姿勢が見られて、積極的な意義を持つ人権規定としての憲法14条をまさしく体現するものと評価できる。

長年住んでいた札幌市、問題は色々抱えている(例えばアイヌ民族など存在しないとか言っちゃう人が市議会議員に選ばれるなど)が、やはり素晴らしいところだと再認識した。

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