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2018/04/22

Macron政権の司法改革

マクロン大統領の下で首相を務めるフィリップ首相が昨年公約した司法制度改革を具体化する法律案が、2018年4月20日にニコル・ベルベ法務大臣によって閣議に提出され確定した。
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これによると、改革は以下の6項目に及ぶ。

01 La simplification de la procédure civile(民事訴訟の簡素化)

02 L’allègement de la charge des juridictions administratives et le renforcement de l’efficacité de la justice administrative(行政裁判所の負担軽減と行政訴訟の効率性強化)

03 Simplification et renforcement de l’efficacité de la procédure pénale(刑事訴訟の簡素化と効率性強化)

04 Efficacité et sens de la peine(刑罰の効率性と意義)

05 Diversification du mode de prise en charge des mineurs délinquants(非行少年の引受方法の多様化)

06 Renforcement de l’efficacité de l’organisation judiciaire et adaptation du fonctionnement des juridictions(司法組織の効率性強化と裁判所の機能の適合化)

このうち民事訴訟に関しては、ADRのさらなる発展、民事の一元的な訴え提起、離婚手続の簡素化、迅速化、脆弱な成人の保護の簡素化、給料差押え財産の管理の専門化、日常生活における少額紛争の電子化、支払命令の電子化申立ての全国化、非訟事件の脱裁判化、扶養料債権に関する紛争のより迅速な解決の実験といった小項目が並んでいる。

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