ClassAction:フェイスブックの顔認識機能によるプライバシー侵害
サンフランシスコ連邦地裁のジェームズ・ドナト判事は、フェイスブックが2011年6月7日以降に顔認識アルゴリズムを作成・保存したイリノイ州のユーザーが集団訴訟の原告になるとした。フェイスブックはこの日に、ユーザーが写真をアップロードした際にタグ付けを提案する機能を導入した。
この一文もはっきりしないが、顔認識アルゴリズムを作成保存したユーザーが原告になるのではなく、顔認識アルゴリズムによって自身の顔画像をシステム内に保存されたユーザーが原告となりうるとしたのではなかろうか?
ともあれ、フェイスブックの顔認識機能が(イリノイ州法に照らして)違法かどうかが法廷で争われることになる。
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