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2018/03/17

cinema: スリービルボード

今年見た12本目の映画は「スリービルボード」

この映画は娘をレイプ殺人でなくした母親が、警察署長を名指しで逮捕はまだかとでかい看板広告を立てたところから話が始まる。NHK朝イチの特選エンタで紹介されていた時から見たかった。
スリービルボード予告編

母親役の女優さんが、エイリアンに立ち向かうシガニー・ウィーバーのような強さを体現しているが、映画のテーマは重い。
アメリカ社会も、日本から見るとなかなかレベルが違う感じがあるが、同調圧力の強さは大きいのであろう。それだからこそ、彼女のようなヒロインが際立つ。しかし日本だと、彼女のようなヒロインがヒロインと扱われないのが現実であろうし、フィクションとしても成り立つか疑問だ。Cinema



人種差別の根強さも、もちろん当然のものとして前提になっている。
そして強調はされていないが性犯罪に対する甘さは、この映画の不可欠の前提だ。

今の日本に投影すると、また別の意味を持ちそうな、様々なテーマが隠されている。

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