Book:ドリーム
今年読んだ4冊目はドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち (ハーパーBOOKS)。映画「ドリーム (字幕版)
」の原作である。
映画があまりに素晴らしかったので、期待して読んだのだが、映画はドラマであるが原作はドキュメンタリー、というかむしろルポルタージュといった方が正しいかもしれない。
ということで、映画のような感動を得たいという人にはオススメできない。しかし戦前の兵器開発から戦後の宇宙開発までアメリカの航空宇宙研究行政を支えてきた中で、いかに多くの黒人が、そして女性が、その能力に見合った地位を獲得するまでに苦労を重ねてきたかをきちんと知りたいという人は、ぜひ原作本を読んでみるべきだ。
ただし、人名の整理は表でも作りながら読まないと中々頭に入らないし、主人公格のストーリーも時代が前後するので、それもまた読みこなすのに苦労だったが。
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