event:捜査通訳の重要性啓発
司法通訳の重要性と質の向上の課題とは段々知られるようになってきたが、捜査段階での通訳の重要性も負けず劣らずである。
これを啓発しようと、検察と東京外語大がイベントを実施するようだ。
重要性知って 地検と東京外大、人材確保で連携 3カ国語飛び交う法廷実演 学祭で23日 /東京
2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて日本を訪れる外国人が増えることを見込み、東京地検は「捜査通訳」を確保しようと、東京外国語大学(府中市)との連携を深めている。同大で23日に催される大学祭で、検事と通訳が参加する模擬裁判を実施する予定。地検幹部は「適切な捜査をするために通訳が重要であることを来場者にも知ってほしい」と話す。【平塚雄太】
外国語大学の学園祭「外語祭」は、独自ドメインもあって力が込められている。
そこから辿っていくと、多言語多文化研究センターが主催するようだ。
外語祭で模擬裁判を実施します
チラシにはいらすとやが使われていて、微笑ましいが、なかなか充実した取り組みのようである。
もっとも、模擬裁判ということであれば法廷通訳なので、捜査段階での通訳の重要性アピールになるのかどうか、多少疑問ではある。が、まあイベントとなりうるのは法廷であろうなと。
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