book:桜風堂ものがたり
今年読んだ36冊目は本屋大賞ノミネートの桜風堂ものがたり
徹頭徹尾、本屋さんの話である。
悲しい子供時代を抱える登場人物たちが多いが、そんな過去を乗り越えて、一つの本の売り出しに向けて力を合わせる。クライマックスへの盛り上がりがすごい。
普通、業界ものというのは当の業界にいる人に評判が悪いのが通常で、特に弁護士ものなんかは好き嫌いがはっきりする。
この書店員業界モノの評判は、しかし、本屋大賞にノミネートされるくらいだから良いのであろうか。あとがきによれば本職のチェックも相当得たらしいし。
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