民訴教材:JASRACに対して債務不存在確認請求
音楽教育を守る会のウェブサイトでは、同会会員団体249社で原告団を結成ということであり、訴状の概要も公開されている。「訴状の」とあるが、原告団の主張の要旨をわかりやすく書いたものというところである。
フェイスブックページとツイッターも駆使しての法廷闘争であり、先行きが気になるところである。
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コメント
訴状を見ましたが、方針に不安を感じますね。公衆に当たるかの議論に大半を費やしていますが、「9使用教材等について」にある、楽譜を買っていること、だから生徒には私的に演奏する許諾があったと言うべきこと、それに付随して私的に演奏できるように演奏を習う事について許諾があったと言うべきこと、という筋の「著作権の消尽」の線で議論しないと負けるような気がします。訴訟代理人はどこなのでしょうかね。
投稿: こんにちは | 2017/06/22 00:11