Book:沈黙法廷
今年読んだ32冊目は沈黙法廷
警察による捜査が前半で、後半は裁判員裁判が展開される。
まるで裁判員裁判の教科書のような、公判前整理手続や法廷の描写である。著者に協力した弁護士さんは、本気を出したのだろう。
ストーリー的には、しかし、あまり血湧き肉躍る感じがない。警察捜査の部分は、テンポの良い進行で、一挙に100ページくらい読み進んでしまうのだが、後半は、うーむ。
弁護士や検察官に魅力的な人物が多数いるので、その人たちの出て来る別作品に期待したい。
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