Book:沈黙法廷
今年読んだ32冊目は沈黙法廷
警察による捜査が前半で、後半は裁判員裁判が展開される。
まるで裁判員裁判の教科書のような、公判前整理手続や法廷の描写である。著者に協力した弁護士さんは、本気を出したのだろう。
ストーリー的には、しかし、あまり血湧き肉躍る感じがない。警察捜査の部分は、テンポの良い進行で、一挙に100ページくらい読み進んでしまうのだが、後半は、うーむ。
弁護士や検察官に魅力的な人物が多数いるので、その人たちの出て来る別作品に期待したい。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- Book:中澤佑一先生の『発信者情報開示命令活用マニュアル』(2023.05.23)
- Book:ジャンヌ(2023.03.19)
- Book:ドイツ誕生(2023.03.07)
- Book:競争の番人・内偵の王子(2023.03.03)
- Book:小さなまちの奇跡の図書館(2023.02.19)
コメント