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今年読んだ26冊目はギリシア人の物語II 民主政の成熟と崩壊
塩野七生さんのギリシャ人の物語シリーズ中巻である。
前半はペリクレスの活躍に焦点を当てて、後半はペロポネソス戦役を追っている。 ペロポネソス戦争というのは学校で習った時はとにかくスパルタがアテネを打ち負かしたということしかなかったのだが、当然のことながら色々なエピソードに満ちていたのだ。
それにしても、民主政の危機というテーマだが、必ずしもそのような内容になっていなかったのが残念なところである。デマゴーグが合理的な選択を妨げてアテネの敗北をもたらしたというところは現れているのだが。
2017/04/15 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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