event:いよいよ始まる日本版クラスアクションat京都
アメリカやフランスの制度は、それぞれに持ち味があって、日本の制度の運用や解釈に直接役に立つところが多いわけではないが、立法に際しては大いに検討された。日本の制度がこれから運用される上での解釈論的な導きや、さらなる立法論の基礎となりうる。
それと同時に、磯辺さんのお話は動き出そうとしている消費者の集団的被害回復を真っ先に担う立場として、とても期待がもてるし、野々山さんのお話も、これまでの訴訟の経験を踏まえてどの様に進んでいこうとされているかが興味深い。
色々な消費者法関係イベントが重なっている週末だが、京都も熱い議論となることだろう。
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