Book:研究するって面白い!
今年読んだ46冊目はリケジョたちの自己紹介本とでもいうのか、研究するって面白い!――科学者になった11人の物語 (岩波ジュニア新書)
リケジョブームも、割烹着とともに沈むかと思えば、どっこい、日本のマリー・キュリーたちが生き生きと活躍している様子が11人、様々な専門領域で描かれている。
その中には、データ・サイエンティストの芳賀麻誉美さんも登場する。
ビッグデータを扱う学問で、応用統計学という趣の学問だが、比較的新しい研究分野なのだそうだ。
その彼女の出自は食品化学のご専攻であり、研究所でマーケティングに取り組むことになったことから、今の専門に重点が移ってきたということである。
この本の主たるターゲットは女子中高生たちであって、科学者への夢を抱いて実現した人たちが、若者たちにその夢を伝えるということで、リケジョの誘引に極めて有効であろう。
法律分野でも、フェイスブックなどで見る輝いている女性実務家、あるいは女性研究者が、こうした本を作ってみてはいかがであろうか?
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