Book:ビル・クリントン
ビル・クリントンといえば、モニカ・ルインスキーの一件で危うく弾劾されて罷免されかけたことが最大のイメージだが、その実、民主党から中道路線で経済政策的に成功したニュー・デモクラットとして偉大な大統領だというのがこの本から理解できることである。
私の中では、イギリスのブレア首相と同じカテゴリーに記憶された。
もっとも、冷戦後、アルカイダのテロがそれほど活発化する前の、しかもドットコム景気の時期であり、経済政策的にも国際政治的にも一番良かった時代なのかもしれない。
その時日本は失われた10年真っ盛り(この10年はいつまでも終わらないが)だし、中国はまさに台頭途上であってアメリカ的には脅威ではないし、ロシアもアメリカを頼っていたともいえるし、色んな意味で、90年代はアメリカにとってラッキーな時期だったのだろう。
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