Book:表現の自由とアーキテクチャ
著者からご恵贈頂いたのだが、読んでからと思ってお礼を申し上げるのが遅くなってしまった。
アーキテクチャといえば、誰でもローレンス・レッシグのコードを思い浮かべるのだが、本書もやはりそこに着想の出発点がある。
そして、私も若い頃にはプロバイダが私的検閲官となる恐れについて色々言ってきたが、事態はますます広範に、そして深刻になりつつある。
国家の役割を表現の自由との関係で論じるとき、近代国民国家のイメージで語ることはもはやできない。
そんなことを本書によって学び、考えるよすがにすることをおすすめしたい。
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