Politique:生長の家が安倍政権批判
ある意味では当然、ある意味では驚きなニュースだ。
この記事の中に、「日本会議の主張する政治路線は、生長の家の現在の信念と方法とはまったく異質で、時代錯誤的だ」というのがあるが、これは日本会議の研究 (SPA!BOOKS新書)を読むと、その真意が非常によくわかる。
このブログでも紹介済みのこの本によれば、元々生長の家の創始者が日本国憲法廃棄を基調とする復古的な政治思想を掲げ、これを受け継いだ人々、とりわけ民族派の学生運動活動家たちがその後の世間を動かし、ついには日本の内閣のほとんどの閣僚が関係組織に帰属するような日本会議という存在に生長じゃくて成長したということである。
その過程で、生長の家の本家は政治活動を転換し、どちらかというと環境を重視する方向に転じたというのである。
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