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2016/05/08

Nepalから東京への苦難の道程

カトマンズから羽田へは、中国南方航空で広州経由の便を予約していた。
そのうち、広州から羽田へは、JALが運行するというので、コードシェアということだろうし、CAさんは日本語通じるし、サービスは全然いいし、ラッキーと思っていたのだ。

もっとも、カトマンズ国際空港でのチェックインでは、カトマンズ・広州のボーディングパスしかくれず、広州・羽田は広州国際空港でJALカウンターに行けと言われ、ただし荷物は羽田までの通しの表示で預けられたので、若干の違和感があったが、まあきっとトランジットカウンターで発見するんだろうと思っていた。

しかし、カトマンズ国際空港では、妻のゴールドカードの同伴者としてラウンジでゆっくりするつもりが、このカードでは同伴者は認めないと言われたのがケチの付き始めであった。Dsc00388


手持ちのネパール・ルピー、概ね円と同じ交換レートであり、ラウンジ使用料が4650ルピーと言われたので、あまりの高さに仰天した。というのも、価格差という点でいうならば、円の10分の1とか20分の1くらいの価値しかなさそうである。1000ルピーの笛をしつこく売りつけてきた人は、ずっと断っていたら、最後は100ルピーでいいと言い出した。木の細工の結構立派な笛である。

外国人向けのレストランやホテルは、日本と同じくらいするわけだが、それでも最高級と言われるホテルで2人3泊で2万円しない。朝食付き、空港トランスポート付きでである。

ということで、約5000円のラウンジ使用料は高いと思ったが、くつろいでいると、ラウンジの係の人がやってきて、「あれは間違いだった、同伴者も入れるので、払い戻します」というではないか。
もうすっかりネパール・ルピーを使い果たした気でいたので、かえって5000円分のルピーを持て余し、余計な土産物を買うことにもなった。

ともあれ、中国南方航空機に乗り込み、時折、気流に煽られ飛行機が壊れるのではないかという異音に怯えながら、広州についた。
当然のようにトランジットカウンターに私達は行ったのだが、そこではまず、「荷物は一度引き取らなければならないので、ちょっと待ってろ、今持ってくる」と言われた。
それでしばらく待っていると、やはりここには持ってこれないから、一度入国して、バゲージクレームのところで荷物を受け取って、JALのカウンターに行けと言われた。

話が違うじゃないかと、疑問をぶつけたが、ともあれ入国することになった。トランジットなので、滞在先も無ければビザもない、目的もothersで、怪しい事この上ない。

そして荷物の引き渡しカウンターに行ったが、我々の荷物はない。バゲージクレームカウンターで聞いても知らんという。そしてトランジットなのでここじゃないみたいなことを中国語のような英語でいうから、必死のトランジットカウンターでのお前の同僚がこっちに来いと行ったのだと説明し、確かめてみろと要求。トランシーバーでなにやりやり取りして納得したらしく、この先に乗り継ぎの受付があるから、そこに荷物があるはずだという。

またトランジットかと不安になった。何しろこの荷物には、旅行中に赤を入れた校正刷りが入っているのである。無くなってもらっては、共著者に顔向けができない。

言われたとおりに行こうとすると、案内係がどこに行くのかというから、羽田だというと、ここは国内線のトランジット窓口だから、ここじゃないととまたしてもいう。いやいやいや、さっきのお前の同僚がこっちに行けと言った、荷物もこっちにあるはずだと言ったと必死に英語でいい、ないと思うぞという顔つきでカウンターの方に行くので、後をついていくと、私たちの荷物はそこに置かれていた。

国内線乗り継ぎカウンターにあるのはすこぶる不思議だが、ともかく見つけたことの幸運を感謝しなければならない。

その荷物を持って、国際線のチェックインカウンターを探すが、ANAはやっていてもJALはない。JALの羽田行きが出発するまで、まだ6時間くらいあるから、無くて当然なのだ。
それにしても、中国南方航空のチケットを買って、便名も中国南方航空の便名なのに、JALカウンターで手続きするというのは不思議だ。それにJALはOne Worldのはず。倒産騒ぎの時にも有名になったとおりだ。そこに妻のデルタ・ゴールドカードによるスカイチームの優先カウンターがあったりするのだろうか?

念のため中国南方航空のチェックインカウンターや自動チェックイン機で試してみたが、我々の切符は中国南方航空のチェックインでは受け付けられないようで、しかなく3時間、妻が頼み込んで入れてもらったVIPルームのソファで待った。

ようやくJALのカウンターが空いたので、そのビジネス専用カウンターに、妻のスカイチームのゴールドカードをちらつかせながら入っていって、なんとかチェックインまでは済んだ。そして残りの約3時間のためにラウンジの利用が可能かと聞くと、こちらではわからないので中国南方航空のラウンジに行って聞けという。
中国南方航空のラウンジに行ってみると、ここはJALじゃないよ―という対応をされたので、またまた我々の切符は元々中国南方航空のチケットとして買ったのだと説明し、なんとか認めてもらう。

かくして、行きはドサクサ紛れだったのがファーストクラスラウンジに行ってしまったが、今回はビジネスクラスラウンジで、食事にありついてホット一息したところ。

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