Book:コンメンタール民事訴訟法VII・祝完結
新民事訴訟法(現行法)となり、初の重厚なコンメンタールが完結した。
菊井維大・村松俊夫原著とあるように、元々は「(全訂)民事訴訟法I〜III」と題する注釈書であったところ、新民事訴訟法となって全面的に改定されたものである。
既に、主要な改正が3度ほど民訴には加えられており、それに応じて民訴法第1編/総則/第1章~第3章を対象とするコンメンタール民事訴訟法I は「第2版追補版」となっている。
また民訴法第1編/総則/第4章~第7章を対象とするコンメンタール民事訴訟法IIも第二版だ。
そして今回出た第VII巻に付いている総索引は、当然ながら最新版が索引の対象となっている。
この他に代表的な民事訴訟法のコンメンタールは、以下のものがある。
左の笠井先生、越山先生の編集のものは、やはり日本評論社だが、キンドル版があるのが売りだ。既に第二版となっている。
一番右側の有斐閣の注釈民事訴訟法は、第5巻しか出ていないが、残りも順次発行されるはずである。数年のうちには、多分。
またムックの基本法コンメンタールについては、現在「新基本法コンメンタール」への移行作業中で、民事訴訟法についても改訂作業が進行している。
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- Book:腐敗する「法の番人」(2024.06.30)
- comic:ヒストリエ12(2024.06.29)
- Comic:まんが アフリカ少年が日本で育った結果 ファミリー編(2024.06.28)
- Book:フランス人ママ記者、東京で子育てする(2024.06.27)
- Book:赤と青のガウン オックスフォード留学記(2024.06.23)
コメント