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2016/05/13

Book:コンメンタール民事訴訟法VII・祝完結

新民事訴訟法(現行法)となり、初の重厚なコンメンタールが完結した。

菊井維大・村松俊夫原著とあるように、元々は「(全訂)民事訴訟法I〜III」と題する注釈書であったところ、新民事訴訟法となって全面的に改定されたものである。

既に、主要な改正が3度ほど民訴には加えられており、それに応じて民訴法第1編/総則/第1章~第3章を対象とするコンメンタール民事訴訟法I は「第2版追補版」となっている。

また民訴法第1編/総則/第4章~第7章を対象とするコンメンタール民事訴訟法IIも第二版だ。

そして今回出た第VII巻に付いている総索引は、当然ながら最新版が索引の対象となっている。

この他に代表的な民事訴訟法のコンメンタールは、以下のものがある。

左の笠井先生、越山先生の編集のものは、やはり日本評論社だが、キンドル版があるのが売りだ。既に第二版となっている。
一番右側の有斐閣の注釈民事訴訟法は、第5巻しか出ていないが、残りも順次発行されるはずである。数年のうちには、多分。

またムックの基本法コンメンタールについては、現在「新基本法コンメンタール」への移行作業中で、民事訴訟法についても改訂作業が進行している。

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