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今年読んだ16冊目は 東野圭吾の夢幻花 (PHP文芸文庫)。
東野圭吾は、色々なテイストの小説が数限りなく有り、驚くばかりの多様性を示しているが、この夢幻花は、2つほど感想を抱いた。 一つは、宮部みゆきのいくつかの作品(火車からペテロの葬列に至る系列)にそっくりであることだ。題材が違うが、ストーリー展開というか登場人物たちの行動様式がよく似ている。むしろ、名探偵過ぎるきらいがある。
もう一つは、初っ端の通り魔的虐殺シーンで想像されるノワールな東野圭吾のイメージとは打って変わって、悪いやつは一人も出てこない物語になっていることだ。人間の悪どいところを追及していたようなイメージのある東野圭吾さん、年を取ったんではあるまいか?
2016/05/04 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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