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2016/02/16

lawyer:オモシロ懲戒理由

ちょっとあることで弁護士の懲戒について検索したら、弁護士懲戒処分検索センターなるところがヒットした。

Avocatsmagistrats

寡聞にして知らなかったので、SNSなどで話題にならないのは弁護士さんたちが見て見ぬふりをしているからではないかと思うが。(追記:その後、弁闘ブログ系統で名前が変わっているというご指摘を受けた。)

残念ながら懲戒事由での検索はできないので、一つ一つ見ていくはめに陥ったのだが、このサイトのオリジナルの懲戒事由まとめが面白い。

強制わいせつ事件 元検事の力を印象付けた

とか・・・

離婚事件・離婚届出用紙に俺が真似てかきましょうか?と言った

とか

離婚事件・相手方弁護士に威圧、誹謗中傷

とか、相手方またはその代理人に対する攻撃的態度で懲戒申立てを受けるケースは結構多い。

戒告事例を中心に見ているのだが、国選弁護で5万円もらったとか、これで戒告で済むんだ―とおもうようなのとか、「産廃処理事業反対運動を指揮」みたいにまとめられれば何故懲戒されるのかわからんというのもある。

「個人情報保護法違反」とか、「文豪の戸籍を請求」とか、「盗撮」とか、「守秘義務違反」とか、まとめ方の問題もあるかもしれないが「訴訟でいうことをきかなければお前のしたことを触れ回る」とか、プライバシー系の問題が指摘されたケースも結構ある。
「弁護士会や法律事務所に大量の書面をFAXした。」みたいなDDos攻撃ですかというのとか、「法廷内の録音」とか(弁護士なのに!)、「ワンクリックエロサイトの高額請求の取立人」と書かれているのとか、情報法的興味も湧くものがある。

しかしまあ、日弁連は、「懲戒処分歴の開示に関する規程(PDF)」というのを平成20年に制定していて、それによれば懲戒処分から3年間は料金をとって開示するということなので、3年を過ぎたら弁護士さんたちにも忘れられる権利があるということなのだと思うが、情報ネットワーク時代はままならないものである。

情報が開示されたままで残るのはやむを得ないとしても、不確かな、不正確な、あるいは簡略化しすぎた情報が誤解を与え続けるという事態は、なんらかの是正が必要であろうと考えるのだが。

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