cinema:スポットライト 世紀のスクープを見てきた
『スポットライト 世紀のスクープ』は、今世紀初頭のボストンを舞台にするカトリック教会のペドフィル蔓延と隠蔽を暴いた地元記者のヒロイックな物語だ。
上記サイトのあらすじには書かれていないが、問題の追跡を命じた新任の編集長はユダヤ人だというところも一つのポイントになっている。
映画の中に、AOLの広告看板があったのが時代を感じさせた。日本で言えば、ベッコアメ・インターネットとかの広告のイメージか、いやもっと大きくニフティサーブとか当たりか。
ストーリ的には、意外と淡々と進むという印象を受けた。地域社会に根付く巨大権威への挑戦というのにつきものの、保守的な層との摩擦というよりは、むしろ社内の姿勢に現場記者が歯噛みする姿のほうが印象的であった。
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