cinema:あん
ポワチエの映画館でもやっていたので、映画「Les délices de Tokyo あん」を見に行った。予告編も見ないで行ったので、思いがけず深い話でびっくりした。
原作本はこちら。高いけどキンドルでも読める。
予告編にも出てくるので、ネタバレにはならないと思うが、とっても美味しいアンコを作るおばあさんのおかげで評判になったどら焼き店だが、手の不自由なおばあさんを見て店主(浅田美代子)が、ハンセン病患者だから止めさせろという。
主人公の「店長さん」はまた、ある事情から、それを拒めない・・・。
なんとも泣ける話だが、軽くはない。
樹木希林の演技も去ることながら、浅田美代子が演じる「世間」そのものの嫌らしさがものすごく効いていて、いまだにデビュー曲のイメージが抜けない私としては、浅田美代子の演技上手に脱帽。
しかし、ハンセン病に関しては国も、最高裁ですらも、偏見に基づく不当な差別を行ったことを徹底して認めているのだが、それでも世間はそんなものであろうか。
ところで、映画館では、河瀬直美監督の書いたとクレジットされているどら焼きのレシピ Recette des DORAYAKISがパンフレット代わりに配られていた。
ちょっと素敵な企画だが、日本でも同じかな?
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