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2015/12/23

politique:男性国会議員の育児休業←追記あり

国会議員カップル「育休とりたい」 制度ないけど計画

手放しで賛成だし、うまく行って先例化することを願っている。

自民党の宮崎謙介衆院議員(34)=京都3区=が子育てに取り組みたいとして、来年の1~2カ月間、「育児休暇」を取る意向であることがわかった。国会に規定はないが、男性議員が育児を理由に国会を一定期間休む例は初めてとみられる。与党内には慎重論と賛成論があり、議論になりそうだ。

 宮崎氏は今年2月、自民の金子恵美衆院議員(37)=新潟4区=と結婚、来年2月中旬に初めての子どもが生まれる予定だ。宮崎氏は21日、党国会対策委員会に育児のための休暇を取りたいとの意向を伝え、朝日新聞の取材に「子供を2人で育てることが大事だ。育休を取ることで、地に足の着いた政策を出せるようになると思う」と語った。宮崎氏によると、金子氏は約3カ月間、宮崎氏は1~2カ月間の「育児休暇」を予定している。

ところが国会には育休という制度がないことから、本会議の都度欠席届を出して、事実上休み続けるということのようだ。
産休はあっても育休制度はない。

ということは女性議員が出産しても同じ状態に直面することになるはずで、それはおかしいので、この機会に規則を修正すべきである。

これに対する谷垣氏と山口氏の反応がまた微妙。
谷垣氏「出産や育児の休暇は雇用主と雇用されている人との関係で規定されている。国会議員はそういう身分関係と違う」
 そういう身分関係とは違うことは確かだが、そのことは育児に一定期間専念する必要性がないということを意味しない。

山口氏「国会議員は選挙で国民に選ばれた非常勤という位置付けだ。子育てに参加する大切さと、国民生活や国際社会に責任を持つ議員の役割との調和も重要だ」
 こちらは議論が必要だと言っているだけで否定論ではないのかもしれないが、調和した結果が子育てを犠牲にせよという結論ではないことを期待したい。

ただし、必ずしも育児休業ということだけが解決策でもない。
育児に専念する期間も、一ヶ月から二ヶ月という今回のケースではともかく、あまりに長期間になれば問題となりうる。
とりあえず国会との関係で言えば、国会内保育所ができれば、子育てと会議出席義務との両立がある程度可能となるかもしれない。
しかし国会の会議出席だけが国会議員の仕事ではないので、会議以外の活動と育児との両立または優先関係は、各議員の責任において考えなければならない事柄である。

ともかく、男女共同参画とか、指導的な地位に女性をもっとつけようとか、ワーク・ライフ・バランスなどと口にしたことのある人々は、原則としてこの国会議員カップルの子育てにも好意的になり、子育てと議員職との両立が可能になるような制度づくりに協力していく必要がある。

追記:コメント欄でのご意見も傾聴に値する。
また、FBでは、国会内の託児施設の情報を頂いた。
これも要考慮ポイントであり、国会議員の活動と育児とを二者択一で考えると、「国会議員たるもの私生活を理由に職責を怠るな」的な感覚に陥りがちであり、本来の「共生」や「多様性」という理念を忘れた話になってしまう。要注意である。

キッズスクウェア永田町

再追記:
続報。もう育休がどうのという話ではないね。
ちなみに永田町では、この人の女癖は周知で、よりによってこいつが育休かよという声があふれていたとのこと。
それでも、男性の育休取得は大事なことだと思うのだけど、すっかり悪いイメージが付いてしまったね。
記事の引用を下記にしておこう。http://www.nikkansports.com/general/news/1602561.htmlより。

男性国会議員として初めての「育児休暇」取得を宣言している自民党の宮崎謙介衆院議員(35)が、10日発売の「週刊文春」に、女性タレントとの「不倫密会」を報じられることが9日、分かった。

 同誌によると、宮崎氏は先月30日、地元京都市の自宅に、女性タレントを招き入れ、一夜をともにしたという。グラビアでは、自宅からそれぞれ外出する2人の様子も掲載されている。

 宮崎氏の妻で、同僚の金子恵美衆院議員(37)は今月5日に、第1子となる男児を出産したばかり。文春の報道内容は、その5日前の「不倫密会」となる。

 宮崎氏は、金子氏の出産にも立ち会い、子どもが産まれた今月5日付のブログでは「私はひたすら妻の腰をさすり続けた」「本当につらそうでした。壮絶ですね、出産は」と書き込んだ。へその緒がついた長男の写真も掲載し、「これから2人で大切に育てていきたい」とも記し、早くも、イクメンぶりをアピールしていた。

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コメント

雇用関係を前提にした『育休』では不十分ではないかと考えます。
育休を議員の権利として明定した上で、議員の国民に対する責任上、育休中でも育児の妨げにならない範囲での『自宅執務』や、『電子投票など』による議員職務遂行の可能性を考慮した制度を作るべきではないかと考えます。

投稿: 井筒周一郎 | 2015/12/24 17:29

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