FRANCE版フードバンク
日本でもフードバンク活動が行われているが、フランスでも同じことがフランス語で Banque alimentaireとして行われている。
さて、そのフランスのやり方は、昨日と今日、つまり11月最後の週末の金土に、全国でフードバンクの日を設定し、様々な食料品店、大型スーパーに協力を求め、買い物に訪れた人に食料品の寄付を求めるのである。
この写真はポワチエのカルフール・エクスプレスの入り口である。
入り口のところで協力してくれる人に、サミットバッグを配る。
買い物客は、自分の買い物の傍ら、寄付する食料も買い入れる。
寄付できるのは生鮮食料品ではなく、乾物や缶詰、そしてパテなどである。
米、パスタ、小麦などが歓迎されている。
そしてレジを通った後、買った食料のうち寄付するものを出口のおじさんに渡す。
まだ朝のうちだったが、もうこんなに集まっていて、夜までにはかなりの分量が集まることであろう。
それを集めて保存し、各種の炊き出しや生活困窮者向けのイベントで使うということであった。
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