Book:マイナンバー本をKindleで読む
マイナンバーについて今から入門書を読むようでは話にならないと、専門家たちはもちろん言うのだが、実際、実務担当者はそうかもしれないが、実務担当者以外の一般人は今からでも知っておいたほうが良いことがたくさんある。
そんなわけで、今年読んだ49冊目は「これだけは知っておきたい マイナンバーの実務」
フランスにいてもKindleがあれば日本の本がたくさん読めて、しかもKindleは無料ソフトで提供されているから、端末を買う必要もない。ただ、電子書籍は本そのものを買うのではなくて情報をライセンス提供されるだけなので、今まで敬遠していた。
しかし、思い切って買い始めると、キリがないくらい色々買いたくなる罠であることがよく分かる。
ということで、上記の本のような、とりあえず読んでみようレベルの本は電子書籍が良い。
なお、同じ著者でもう少し詳しく、かつわかりやすいと評判なのが「人事・総務のためのマイナンバー制度」だが、本当に役に立つ本は紙媒体の方が良いのかも。
ただし、マイナンバーはその取り扱いが未だ十分固まっているわけではなく、つい先日も給与の源泉徴収票にマイナンバーを記載するとなっていたところが記載しないという扱いに変わったばかり。上記書籍の内容も現在のガイドライン等をあわせて読んで、アップデートしないと危ないかもしれない。
マイナンバーカードに至っては、普及に旗を振る一方で、カードの発行枚数が年間1000万枚と予定され、10年のカード有効期限が到来して更新時期を迎えても全国民にカードが行き渡らないことが前提になっているなど、要するに始めから「千客万来皆来ては困る」という川柳ネタに自分からハマっている状態のようである。
マイナンバー本は、怪しげなものや危機感を煽るためだけのものも見られるので、迂闊にこれがいいとは言い難いのだが、そして今は紙の本を実際に読める環境にないのだが、参考書籍をアマゾンで探してみた。と同時に、改正された個人情報保護法の本も。特に後者は重要なので早く読みたい。
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