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2015/08/26

misc:ドローンのエピソード

ドローン騒ぎもひとまず収まった感じがするが、経産省の夏休みイベントで面白い出来事があったらしい。

霞が関で起きた第2のドローン事件 「飛ばしたいのに飛ばせない」 経産省が子供向けイベントで“大失態” 「飛行禁止」気付かず (1/3)

第二の、というのはどうかと思うが、ともかく経緯は見出しからも分かるように、子ども向けの夏休みイベントで経産省が玄関脇でドローンを飛ばしてみせるという企画を立てたが、残念ながら飛ばなかったという。
その理由は込み入っていて、まず霞ヶ関周辺は飛行禁止区域に指定されていたこと、そしてこのドローンには飛行禁止区域に指定されている場所では飛ばないように設計されていたこと、そしてそのことを経産省の職員が知らなかったというのである。

経産省の職員が何を知らなかったのか、を巡っては、飛行禁止区域に指定されていることなのか、ドローンにGPSが付いていて飛行禁止区域に指定されていると飛ばないようになっていることなのか、それともその両方なのか、解釈の余地があるが、少なくとも飛行禁止区域に指定されていることを知っていたらこんなイベントを企画したりしないだろうから、担当者も、その所属部署の上司も含めて、飛行禁止区域に指定されていることを知らなかったということなのであろう。

そして法規制を知らなければ飛ばしてしまうというのがこれまでの経緯であったし、それはそれで公務員的にはマズイことになるのだが、ドローンに規制対応機能が付いていたが故に、規制を破ってしまうという結果を免れたというわけである。

子どもたちの前で、飛ばすといったドローンが飛ばなかったのは、十分恥ずかしいことかもしれないが、考えてみると昔はパワーポイントを使おうとすると何らかのトラブルが発生して、画面なしの講演を余儀なくされるということがあったし、それと同程度の失態と思えば大したことはない。

それよりも、規制を知らない規制官庁よりも機会の方が賢いというわけで、機械の発達により多くの仕事が失われるというのがより現実味をもって迫ってくる気がするのだ。
ま、これもラッダイト運動とかの時代に経験済みで、新しいことではないのだけど。

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