event:国際人権の観点から家族法を考えるシンポ
【シンポジウム「国際人権の視点から日本の家族法を考える~憲法と条約に沿った民法改正へ~」】
国内外で「女性の輝く社会」をうたいながら、政府は、国連の女性差別撤廃委員会から長らく勧告されてきた家族法改正にいまだ着手する姿勢をみせません。こうした中、最高裁判所では、夫婦同姓を定める民法第750条等の違憲を問う裁判がついに大法廷に回付され、本年11月4日に弁論が開かれることとなりました。
本シンポジウムは、日本人として初めて女性差別撤廃委員会委員長に就任した林陽子弁護士他、国内外で多彩な活躍を続けるパネリストをお招きし、注目の最高裁判所弁論を前に、国際的な観点から日本の家族法とそれを巡る状況について大いに考え、議論をします。是非ご参加ください。
●日時 2015年9月15日(火) 午後6時~午後8時
●場所 弁護士会館2階 講堂「クレオA」
●プログラム
○基調講演 林 陽子 国連女性差別撤廃委員会委員長・弁護士
○夫婦別姓訴訟弁護団による報告 榊原 富士子 弁護士
○再婚禁止期間立法不作為訴訟担当弁護士による報告 作花 知志 弁護士
○パネルディスカッション
パネリスト:
林 陽子 国連女性差別撤廃委員会委員長・弁護士
川村 明 国際法曹協会(IBA)元会長・弁護士
横田 洋三 (公財)人権教育啓発推進センター理事長、法務省特別顧問
坂本 洋子 NPO法人 mネット・民法改正情報ネットワーク理事長
コーディネーター:
道 あゆみ 日弁連両性の平等に関する委員会委員・弁護士
●申込方法 事前申込不要
●主催 日本弁護士連合会
●共催 東京弁護士会,第一東京弁護士会,第二東京弁護士会,日本女性差別撤廃条約NGOネットワーク
●問合せ先 日本弁護士連合会人権第二課 03-3580-9982
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