Book:数奇にして模型
読み終わってからだいぶ経つが、今年読んだ30冊目。
この数奇にして模型 NUMERICAL MODELS S&Mは、テレビドラマ化された「すべてはFになる」の中のエピソードになっていたので、既に筋はわかっていた。
そして、改めて原作を読むと、テレビドラマはほとんど原作に忠実に作られていたのだなぁということが分かった。
もっとも、読んだ感じとテレビドラマは全く違う印象で、テレビドラマの方はオカルト的に仕上がっていたのに、この小説ではそんな雰囲気を感じさせないように書かれている。
いずれが良いのかは好みの問題かもしれないが、森さんの小説に対する誤解がテレビしか見ない層には広まっているのではないかと、余計な心配をしている。
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