見どころ満載のIstanbul考古学博物館
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matimulog 6666本目のエントリ
第三セッションはCivil constraints on personal mobilityと題している。個人の移動に対する民事的強制という、直訳するとわかったようなわからないような題になる。
報告者は二人の予定だったが、一人がドタキャンしたらしく、後で聞いたら昨日の最後にカディエ先生がそのように言っていたという人がいたが、ともかく9時開始の予定に間に合うように会場に来てみたら誰もおらず、何人かが待っているとスケジュールが変更されたと係の人が伝えに来た。
ということで、報告者はパリ第10大学のSoraya Amrani Mekki先生一人。
Mekki先生の報告も、タイトルの意味論から始まった。民事とは、移動とは、強制措置とはと。実はフランス語タイトルにはCivilという文字はなく、Mesures de contraintes affectant la mobilité des personnesとある。ドイツ語も同じだ。必ずしもCivilにはこだわらず、また司法裁判所と行政裁判所にも越境して問題を捉えるということである。
実際に取り上げられたのは、脆弱性を持つ人々の司法的な保護であり、その反面として脆弱性に対する攻撃者に対する司法的な拘束であったり、あるいは保護のための拘束である。具体的な問題として取り上げられたのは、対女性あるいは家庭内での暴力事案、外国人、精神障害や知的障害のある人々などについての司法的保護である。
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ポワチエという都市は、高等裁判所に相当する控訴院もあるくらいで、歴史的にもツール・ポワチエの戦いに名を留め、それなりに存在は知られているが、実のところ、小都市である。人口規模は9万人程度であり、小樽市をもう一回り小さくしたくらいであろうか。周辺地域を入れれば25万人なので、函館より少し小さいという言い方もできる。
市内の主要交通機関はバスであり、メトロとかトラムとかといった都市型交通機関は存在しない。
また旧市街は丘の上にあり、周辺は川と線路が谷となって取り囲み、その向こう側にさらに丘が広がっているので、自転車は実用的ではない。電気アシスト自転車は、市が貸し出しているが、いつも満杯で申し込んでから一ヶ月待ち。しかし自分で買うほどでもないとフランス人は思っているらしく、大体自家用車の世界だ。
ということで車を買わないとすれば頼りになるのがバスだが、Vitalisという名前の交通公社が運営している。
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ホクネット監修、町村著『消費者のための集団裁判~消費者裁判手続特例法の使い方』の書評を、坂東俊矢先生が自由と正義に書いてくださった。
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5月18日付けでレンヌ軽罪裁判所が下した無罪判決が、昨日からマスコミを賑わしている。
これは、10年前の2005年10月27日に、二人の若者Zyed と BounaがEDF(フランス電気会社)の送電施設に入り込んで感電死したという事件で、二人を追っていた警察官二名が、明白な危険を知りながら救助の措置に出なかったとして起訴されたというものである。
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これも今朝のニュースに取り上げられていた話題で、代表的なフランス語版広辞苑であるLe Petet Robertが6月からの2016年版で150の新語を追加した。
その中には、日本でもお馴染みの言葉がいくつか見られる。
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今朝のフランスのニュースによれば、電子タバコを吸っていた21歳の男の子が、その電子タバコの爆発によりやけどを負って、入院したそうだ。
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丘の上に立つ札幌地裁小樽支部の建物が、いつの間にか建て替えられていたのを、今日、FBの書き込みで知った。
法廷には窓があり、海が見えるという素敵な立地だったが、建て替えられてどうなっただろうか?
ところで、昨日は、パリの裁判所でも新築の動きがあった。
パリの裁判所といえば、シテ島にある壮麗な建物で、敷地内にはサン・シャペルがあるので多くの観光客が荷物検査のゲートを通って敷地内に入る。
さらに、マリー・アントワネットの独房とかも見ることができるのだが、地裁に相当する大審裁判所は別に建てられるようだ。
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フランスでは、情報ネットワークに対するセキュリティを強化するための法案が大詰めを迎えている。
その名も情報(セキュリティ)法案 projet de loi sur le renseignementといい、国内治安法典とも訳すべきCode de la sécurité intérieurに、第8巻「情報について Du renseignement」を追加し、その他所要の改正をするものである。
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昨晩のフランス2のニュースでは、フランスでも痴漢が問題化し、摘発が進んでいるということだった。
テレビに出てきたのはパリのメトロで、記者が隠しカメラで痴漢の現場を撮影し、その被写体は逮捕されて警察に連れて行かれるところまで写っていた。
最大5年の牢屋行き(emprisonnement)のリスクを犯したのだというナレーションとともに。
被害女性のインタビューでは、「しょっちゅうよ」という声がしきり。
この種の犯罪の専門家のインタビューでは、セクシャルな衝動よりも破壊衝動なんだという分析が述べられていた。
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5月の憲法記念日をはさみ,今年は憲法をめぐり,例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます。主に新聞紙上でこうした論議に触れながら,かつて,あきる野市の五日市を訪れた時,郷土館で見せて頂いた「五日市憲法草案」のことをしきりに思い出しておりました。明治憲法の公布(明治22年)に先立ち,地域の小学校の教員,地主や農民が,寄り合い,討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で,基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務,法の下の平等,更に言論の自由,信教の自由など,204条が書かれており,地方自治権等についても記されています。当時これに類する民間の憲法草案が,日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが,近代日本の黎明期に生きた人々の,政治参加への強い意欲や,自国の未来にかけた熱い願いに触れ,深い感銘を覚えたことでした。長い鎖国を経た19世紀末の日本で,市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして,世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います。
この皇后陛下の感銘を受けたという憲法草案は、あきる野市のデジタルライブラリーで見ることができるので、一読してみよう。
明治という時代を前提にしてみると、そのリベラルな内容には驚かされる。
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日本の法学部生も、法学部生だというだけで世間の人から何度も言われてうんざりということがあると思う。
そんな状況は、フランスでも同じのようで、以下のサイトではフランスの法学部生が卒業までに何度も言われて、もううんざり Assez! と言いたくなるフレーズが並んでいる。
Études de droit : Les phrases que les étudiants ne veulent plus entendre !
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