Book:ビブリア古書堂(6)
今年読んだ5冊目。
ビブリア古書堂シリーズは、一昨年にドラマ化されたが、物語はまだ終わっておらず、むしろ(6)でますます佳境に入ってきたような感じだ。
→comic:ビブリア古書堂
ここで紹介したのは漫画だが、小説が本体と言える。
→Book:ビブリア古書堂
しかし、当初は、一つの本ないし作家を題材として、比較的短い謎解きが行われる連作短編集という趣であった。
これに対してドラマでは、栞子さんと五浦くんを中心とする物語が中心という趣であった。
今回読んだ(6)はそんなドラマの続きに当たるのだが、栞子さんと五浦くんとの関係、それぞれの家族、親戚、その他の人々を巻き込んで大きな流れを形成している。しかも、その伏線はちゃんと最初の方から引かれていたのだ。
一つの太いストーリーが文庫第6巻になるまで徐々に進んで行くというのは、結構すごい大河どらまではないか。
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