book:限界集落株式会社
今年読んだ最初の本がこれ。
今年といっても、昨年暮れから読み始め、面白くて大晦日の夜中、元旦の未明に読み終えたものである。
中身は、IT企業の金融担当エリートだった主人公が亡くなった祖父の家のある止村に滞在したのがきっかけで、高齢化と過疎が進んだ地区の農業を復活させようと経営的手法を全面的に用いる物語である。
NHKでドラマ化もされる予定らしいが、新年に読むのにふさわしい、なんとなく縁起の良い感じの物語だった。すこし上手く行きすぎじゃね? と思わなくもなかったが、そこはそれ、ちゃんと落とし穴も用意されていて。
これには続編もある。街に出ることがあれば買ってこよう。
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