law:法学徒が冤罪を明らかにした
フランスの新聞Le Figaroが伝えるところによると、カーディフで殺人を犯したとして終身刑に処せられていた男性の無実を、法律の学生が明らかにしたという。
つまり、イギリス・ウェールズのお話だ。
これはInnocence Projectという冤罪の可能性を研究するグループに属する学生によるもので、詳しいことは書かれていないが、有罪の決め手となった発砲の跡を再度鑑定させて、犯人とされたDwaine Georgeの無実の証明をしたというのだ。
すでに冤罪が裁判で認められて釈放されたが、Innocence Projectがカーディフで活動を始めて9年、初めての成果だとJulie Price先生は述べている。
日本の学生のサークル活動としてやるのも有用かも。
ちなみに、カーディフ大学は京都大学と交流があるようで、日本語の授業もあるようだ。
| 固定リンク
「外国法事情」カテゴリの記事
- UK最高裁によるトランスジェンダーと平等権(2025.04.17)
- イタリア・トリノでロンブローゾ博物館を見る(2025.04.12)
- Book:オーストラリア倒産法(2023.06.22)
- Book:柳景子著『契約における「交渉力」格差の意義』(2023.06.21)
- LAWCLERK: フリーランスの弁護士(2023.01.09)
コメント