検事任官の約4割が女性
今年の新任検事は、女性が約40%。
判事は約30%。いずれも弱ではあるが、司法試験合格者全体に占める女性の割合が概ね4分の1であることを考えると、人為的な操作をしなくとも(しなければ)、これくらいの数字になるということであろう。
解釈は人それぞれで、人口比率と比較して少ないと感じるか、法曹有資格者の全体の女性割合と比較して多いと感じるか、解釈者の立場や目標にも依存する。
それはともかく、新任検事のニュースには、名古屋芸術大学から法科大学院を経て検事任官を果たした平山陽子さんが「大学で法律を学んでいない者にも法曹への道を開いてくれるありがたい制度」とロースクールを評価する談話が紹介されていた。
そのロースクールについては、以下の様な記事が出ている。
ここで紹介されている中教審法科大学院特別委員会の提言では、定員の絞込みの一方で、教育の厳格化が示され、共通到達度試験を導入することが決められたという。
色々思うところはあるが、さしあたり、入るは易く出るは難しいという欧米流の大学の在り方は、目指さないということがここで明らかにされていることは覚えておくべきことだ。
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