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2014/11/10

nuk:安倍首相「完全に安全を確認しない限り原子力発電所は動かさない」

安部首相は9月に国連総会に出席した折、ワールドリーダーズフォーラムというところで「完全に安全を確認しない限り原子力発電所は動かさない」とのたまったそうである。

これを報じたロイターの記事では、以下のように翻訳されている。

Japan will not restart closed-down nuclear plants "unless safety is restored 100 percent,"

ここで思い出すのは、当然ながらオリンピック招致運動の際の安部首相の言葉で、福島原発の汚染水は完全にブロックされ、コントロール下にあるという発言だ。

ところで日本では、原発の再稼働が進められようとしている。
完全な安全が確認されてなどいないことは、近隣の桜島の大規模噴火可能性が否定出来ないこととか、相変わらず地震と津波が襲来した場合に近くの住民の避難路が津波で通れなくても問題無いとされていることとか、要するに適当なところで手を打っていることからも明らかだ。

もちろん、安全な社会を求めると言っても、完全さを求めるわけではない。数千人規模の死者が毎年発生することがわかっていても、車を禁止することはできないように、たとえ人の命を必然的に奪うようなことでも社会的に許容されている例はある。

原発も、再稼働するという判断の裏には、完全な安全性などを求めていたら社会の必要性を満たせなくなってしまうではないか、という認識があるのであろう。

しかしそこで、犠牲が発生する可能性は否定できないが、社会的必要性のためにやむを得ないし、安全確保のための最大限の努力はするという方向で言うのか、それとも「完全に安全を確認しない限り原子力発電所は動かさない」などと言ってしまうのか、いずれが誠実だろうか?

私には、後者はヌケヌケと白を切るとか、二枚舌とか、そのように評すべき言動にしか思えない。

なお、参考ブログ
笠井亮の質問は甘い、安倍総理の国際公約「100%安全確保されない限り原発再稼働なし」を衝け!
馬鹿馬鹿しい!そろそろ日本国を見限るかな、、、。

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