Book:民法演習1,2
同僚に本を贈呈したら、お返しに頂いたのがこの本。
好評な連載の単行本化であり、2とあるからには1もあるかも、と思ったらやはりあった。
演習本と言うと、けっこう体系的な順番で事例式の問題が並んでいて、というイメージだったが、本書は民法の通常の体系的な順番には従っていない。
契約の問題が続いている中に代理が出てきたり、担保が出てきたり。もちろん実社会的にはそういうものであるから、そうした趣向なのかもしれない。
また基礎理解、基本知識、そして応用という三段階的なステップアップをコンセプトとしているので、解説を読みながら、池田先生の授業を聞いたような気にもなってくる。まだ本当に聞いたことはないのだが。
なお、同じコンセプトの書物として、以前に紹介したものの再掲だが、下記もある。
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