blog:ベネッセに対する提訴宣言
弁護士の金田先生という方が、ベネッセに対し、情報漏洩の責任を問う訴訟を提起するそうである。
そして興味深いことに、訴状のひな型を公開し、自ら訴訟したい方はこれをご利用くださいとしている。
それによれば、情報を漏らされた子供については100,000円の、親は10,000円の、合計11万円の賠償を求めるということになっている。
少額訴訟にしないのは、どうせ通常訴訟に移行されるだろうからということである。
昨日の講演では、ベネッセからお詫びの手紙を受け取ったという人が会場に半分以上を占めていて、ちょっと驚いた。
そんなにたくさんいるのなら、集団提訴してはどうかという気もするのだが、一件一件の額がここまで少ないと、集団化しても手間がかかってコストが膨大になり、結局割に合わないということになりそうでもある。
ということを考えると、やはり消費者裁判手続特例法も少額多数被害の回復に果たしてワークするのかどうか、ますます疑問に思えてきた。
| 固定リンク
「法律・裁判」カテゴリの記事
- フランスの司法信頼度調査2024(2025.11.07)
- Arret:欧州人権裁判所がフランスに対し、破毀院判事3名の利益相反で公正な裁判を受ける権利を侵害したと有責判決(2024.01.17)
- 民事裁判IT化:“ウェブ上でやり取り” 民事裁判デジタル化への取り組み公開(2023.11.09)
- BOOK:弁論の世紀〜古代ギリシアのもう一つの戦場(2023.02.11)
- court:裁判官弾劾裁判の傍聴(2023.02.10)


コメント
ベネッセも認諾や擬制自白するわけはなく、少なくとも賠償額は争うでしょうから、その後の主張立証はどうするのでしょう?訴状の記載例だけでは無責任極まりないし、逆に請求棄却の判決例が集められてやぶ蛇になりかねないのでは?
投稿: さて | 2014/11/15 03:39