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2014/10/04

univ:北星学園大学と植村隆さん脅迫のエスカレートぶり

このブログでも取り上げた大学に朝日OB教員を辞めさせないと危害を加えると脅迫+追記の件は、まだ収束しているわけではない。

むしろ緊迫の状況が続いているようである。

脅迫を受けている朝日記者OB植村隆さんの声が、こちらにあがっている。
2014/10/03
[JCJふらっしゅ]2014/10/03 2402号

北星学園大学への脅迫は、この5月から始まったようだが、それ以前にも、松蔭女子学院大学でも、脅迫を受けて、教授就任辞退を余儀なくされていたという。

1月末発売の週刊文春が「『慰安捏造』朝日新聞記者がお嬢さま女子大教授に」という記事を掲載しました。私が1991年に書いた元朝鮮人従軍慰安婦の記事について「捏造」などと誹謗中傷したものです。

これがきっかけで、ネット右翼たちが「捏造記者をやめさせろ」などとするメールを松蔭に大量に送り付け、抗議の電話をかけてきました。こうした威嚇に大学がおびえ、私は大学幹部たちから「大学に来ないでほしい」旨の説得を受けました。大学幹部たちは「捏造などしていない」という私の説明を一切聞きませんでした。私は、こうした大学幹部たちの対応に非常に失望しました。しかし、大学もまた被害者であると考え、教授就任を辞退しました。

今回の北星学園大学への脅迫行為は、まさにこうした成功体験を脅迫者たちに与えてしまったからに他ならない。

これに対する傍観、脅迫の容認、脅迫される方にも問題があるなどといった言動は、結局学校内のいじめを傍観して消極的にいじめに加わるのと同じ効果をもたらす。
実際、脅迫行為はエスカレートしており、家族に対する脅迫、さらにはマヌケな脅迫者が人違いでの攻撃までして、被害を拡散している。

高校生の娘も顔写真をさらされ、「売国奴の娘」などと書かれています。また、息子と人違いされた息子の高校時代の同級生も顔写真が掲示され、悪罵を浴びせられています。

このように攻撃にさらされている植村隆さんと北星学園大学について、マケルナ会というのが立ち上がっていて、明後日、10月6日の午後2時に東京と札幌で設立記者会見が開かれるとのことである。

  日時:10月6日(月)午後2時

  会場:(1)東京 衆議院第1議員会館・第6会議室

     (2)札幌 北海道庁記者クラブ

   なお、東京では後日、外国特派員協会での会見開催も予定しています。この件に関するお問い合わせは、以下のメール宛にお願い致します。

     「負けるな北星!の会」makerunakai@yahoo.co.jp

      多くのメディア関係者のお集まりをお願い申しあげます。

可能であれば行ってみようと思う。

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コメント

2014.10.5「東京新聞」の山口二郎さんのコラム『本音のコラム』~自由を守る~を読み、植村隆さんやご家族を守るにはどうしたらよいのかと暗澹たる気持ちになりました。右翼の執念深さには呆れます。

教育制度が国主導でどんどん変わり、日本人の歴史観、良心を育てる教育がますます危ぶまれていきます。愛国心をはきちがえている大人やこどもが多くなっていて不安です。

民主的な世の中にしなくてはなりませんね。
6日は仕事で出られませんが、「負けるな北星!負けるな植村家!」のエールを送ります。

投稿: ムタはら | 2014/10/05 16:37

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