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2014/09/10

卑怯者のpoliticienne

極右団体の代表者でナチスにも信奉していることを隠さない男と一緒に写った写真の件で、女性元閣僚の一人が以下のような声明を出したそうだ。

「雑誌取材の記者同行者として一度だけ会い、その際に写真撮影の求めに応じた」

「記者の同行者という以上に、その人物の所属団体を含む素性や思想、名前も把握していない。それ以後、何の関係もない」

なんか、暴力団の幹部と同席していたことが写真でバレた有名人がすぐに出しそうなコメントだが、それはともかくとして、この閣僚はもともと右翼のアイドルとも言われていた人で、そういう支持者がたくさんいたはず。
それなのに、極右団体の男性など知らない、たまたま一緒にいただけで、名前も知らないしつきあいもないなんて言うのは卑怯ではなかろうか?

しかも卑怯だと思うのは、ネオナチとのつきあいが日本国内で表沙汰になっても、全く意に介さない様子だったのに、海外で報じられた途端、掌を返したように「そんな奴知らん」と言い出したところだ。

これが右翼とか保守とか伝統とかいう人々のやり口か?

参考:海外で日本の政治屋がネオナチと付き合っていると報じられた例Neo-Nazi photos pose headache for Shinzo Abe

これはもう、日本国内で威勢よく「占領下に押し付けられた憲法は欠陥でいじましいので改正する」とか「戦後体制から脱却する」とか「日本を取り戻す」とか述べておきながら、いざ押し付けた側の国が睨みを利かすとヘナヘナとひたすらゴマすりに走る醜い親分の姿そのものではないか。

こういう連中のいう「伝統」というのは、面従腹背とか、長いものには巻かれろとか、臭い物に蓋とか、まさに伝統的な言い回しがあるように、ある種の日本的な要素であることは否定出来ない。しかしそういう日本の側面は決して美しくない。

美しい日本という限りは、誠実さとか、優しさとか、そういう側面に価値を置いてほしいものである。あるいは、信念があるのは結構だけど、誰に対しても恥ずかしくない信念を大事にしてほしいものである。

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