Bordeaux:弁護士という名の日本料理屋
フランス語で弁護士というのは、Avocatという。これはもちろんアボカドと同音の単語であり、ひょっとしたらアボカドの日本語単語を調べて弁護士という訳語を採用したのだったりするのかもしれないが、いや、そんなバカな。
ところで以前にリヨンではほとんどの大学の法律の先生が弁護士を兼ねているという話を聞いて、そんなものかと思っていたが、昨日、ポワチエ大学の前法学部長の先生に伺ったところ、そのようなことはないそうである。
彼いわく、パリのような大都会では生活費が高く、大学の先生が弁護士業務をすることがよくあるが、ポワチエ大学とかその他の普通の地方都市ではそういう必要はないということである。
確かに、若手の先生だとパリでもリヨンでも個室の研究室がなかったりしたが、ポワチエ大学ではそのようなことはなかった。同じフランスでも研究者の待遇は地方とパリとで大きく違う、というのは想像可能である。
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