fem:「女は下や」発言の真意
三重県漁協連合会会長さんの発言が話題となっているが、このブログのニュースクリップでも、以下の様な発言があったことを抜粋して伝えていた。
連合三重の土森弘和会長「男性の管理職に早く出て行けという感じになる。それを県民は許すだろうか」県農業協同組合中央会の奥野長衛会長「米国の大学では少数民族のための入学枠を設けたら、レベルが落ちた。自助努力だけではいけないが、数字の独り歩きはよくない」
県漁業協同組合連合会の永富洋一会長「我々は古い人間だから『女は下、女のくせに』という頭から逃れられない」
しかし本当はこういうことが言いたかったわけではないという。
三重県漁協連合会のホームページのトピックに発言した全文と発言したかった部分とが書かれている。
それによれば、現状の社会は「女は下や」などという観念から逃れられず、女性にとって働きにくい社会環境だが、「今後、女性がいきいきと活躍できる様、環境を整備するために協議を続けていきたいと考えております」と言うつもりだったというのである。
ちょっと前半と後半のつながりが理解し難いきらいもあるが、そういうことならめでたし、めでたし。
是非、有言実行をお願いしたい。
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