legal aid:法律扶助拡充を求めて弁護士らがアピール
もちろんフランスのお話だ。
フランスでは、同性婚も法律婚として認める動きのことを mariage pour tousという。
これに習って、あらゆる人に裁判を受ける権利を保障しようという動きをjustice pour tousと言われ始めているようだ。
法律扶助がその代表例であり、国庫から法律扶助に支出される予算が少なすぎるということに対して、最近は弁護士職の抗議行動が目立ってきている。
フランスの弁護士の全国組織であるConseil National des Barreauxは、今日(7月7日)も午後2時からパリでデモ行進をすると告知している。
法律扶助の拡充は、市民すべてに裁判へのアクセスを保障するための重要な問題であり、我が国でももちろん弁護士サイドからは常に訴えかけられているが、ことに最近のフランスではそのアピールが集中的に行われている。
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